ガスコーニュ便り

タグ:アンソニー・ミンゲラ ( 1 ) タグの人気記事




アンソニー・ミンゲラ監督『リプリー』

暗く、傷つきやすい若者を演じているマット・デイモンの姿が見たくなって、久々に『リプリー』を観ました。
f0241468_4391395.jpg

監督は『イングリッシュ ペイシェント』や『コールド マウンテン』のアンソニー・ミンゲラ。
原題は “The Talented Mr. Ripley”、1999年のアメリカ映画です。
パトリシア・ハイスミスによる同名の小説が元になっています。
この小説はかつて、ルネ・クレマン監督によって “Plein Soleil”(邦題『太陽がいっぱい』)という題名でも映画化されています。『太陽がいっぱい』では、あのアラン・ドロンがトム・リプリーを演じています。美しくあまりにも眩しいトム・・・

物語の舞台は1950年代のニューヨーク。
貧しい青年トム・リプリー(マット・デイモン)は、ピアノ伴奏の仕事に出掛けた先のパーティで、大富豪のハーバート・グリーンリーフ(ジェイムズ・レブホーン)と知り合いになる。
ハーバートは、トムの身につけていた、借り物のジャケットについているプリンストン大学のエンブレムをみて、トムを息子ディッキー(ジュード・ロウ)の学友であると勘違いしたのだ。
トムは即座にディッキーの友人であるかのように装う。ハーバートはトムを気に入り、イタリアで遊び暮らしている放蕩息子を連れ戻して欲しいとトムに持ちかける。トムはこれを引き受け、恋人マージ(ギニース・パルトロー)とディッキーとが暮らす、イタリアへと旅立つのであった・・・

物語の始まりはこんな感じ。観る者に終始不安感を抱かせる、典型的なサスペンス映画です。嘘に嘘を重ね、次第ににっちもさっちもいかなくなってくる状態に、こちらも息苦しくなってしまう。
なんと言ってもトムを演じたマット・デイモンが最高。心の綺麗なところ、卑しいところ、若者特有の不安定な心の葛藤を本当に上手に演じていて、何度観ても心を動かされます。
それにジュード・ロウ。この頃は綺麗でした。人を強烈に惹きつけ、振り回す、嫌なヤツだけれどどうしようもなく魅力的な、ぎらぎらした若者を演じています。
そしてフィリップ・シーモア・ホフマンが、本当に下品で下劣な、鼻持ちならない男、フレディ・マイルズを上手に演じているのも印象的です。


それにしてもマット・デイモンってほんとうに魅力的だなあ。
公開当時、高校生だった私はマット・デイモンにすっかり参ってしまい、その後いまに至るまで彼のファンです^^
[PR]



by paloise | 2013-03-05 04:40 | 私の映画館

ピレネー山脈の見えるフランスの街から三方を山に囲まれた古都に引っ越しました。
by haruka
プロフィールを見る
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

最新の記事

鉄製フライパン
at 2016-08-28 12:19
冬の果物事情
at 2016-02-04 22:33
大晦日
at 2015-12-31 10:00
京都に再び暮らし始めて
at 2015-10-28 22:00
テレビシリーズ “Rippe..
at 2015-10-12 16:19

検索

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像を無断で使用することを禁じます。