ガスコーニュ便り

カテゴリ:甘いもの( 4 )




春爛漫

先々週あたりからぐっと気温の高い、お天気のよい日が断続的に訪れます。見応えあるソメイヨシノの花盛りはもう過ぎてしまいましたが、様々な種類の枝垂れの桜がいま、見頃を迎えています。昨日は母とともに、半木(なからぎ)の道と名づけられた、鴨川沿いに造成された枝垂れ桜の並木道を歩いてきました。
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こちらは近所の寺のソメイヨシノ。2週間ほど前に散歩に行った際の写真です。やはり日本の淡い色合いの桜は寺社によく映えます。フランスでは関山のような濃いピンクの八重桜がほとんどのようで、その綿菓子のような見事な花ぶりもなかなか好きなのですが、やはりソメイヨシノの可憐さもいいですね。
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半木の道を歩いた後、大徳寺のほうまで足を伸ばし(バスでね037.gif)、ずっと食べたかった松屋藤兵衛の味噌松風を買って帰ってきました。味噌松風というのは、小麦粉を水に溶いたものに白味噌を加えて発酵させた生地を焼いた京菓子で、店によって色々な作り方があります。松屋藤兵衛のそれはカステラのような見た目。大徳寺納豆(念のため:あの糸を引く納豆とはまったくの別物です)の塩味が風味を与えていて大変に美味で、大好物なのです016.gif何年ぶりかの味噌松風は相変わらず美味しくて、すっかり嬉しくなってしまいました。花も団子も楽しみたい、欲張りな人間です、私。
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by paloise | 2014-04-13 10:00 | 甘いもの

パンの話

その日のうちに食べられないパンは切って冷凍しているのですが、その役目を果たす夫が時折それを忘れると、かちこちになったパンを翌朝発見、ということがあります。そういうとき、じゃ、今夜のデザートはフレンチトーストにしますか、と思うわけです。
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フレンチトーストは pain perdu(パン ペルデュ / 駄目になったパン)と言います。詩的な呼び方で、フレンチトーストという英語圏の呼び名より素敵だと思うのは私だけでしょうか。ほんとこの名前のとおり、うちではわざわざ作ることは一切ないのですが、かちこちパンが発生したらば、出番、という感じ。
私はいつも、ラム酒を入れています。こういうのってときどき食べると美味しいんですよね。飽きるからたくさんは食べられないけれど。粉砂糖を振って食べるのが好きです。

パンの話のついでに、パンに関係する道具も・・・
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散らかったパン屑を集めるブラシ。パン屑を集めるためだけに存在するなんて、なんとも素敵じゃありませんか(もとは帽子用なんですが)043.gifパン切り用のまな板。細長く、持ち手がついています。最後は切ったパンを入れる皿。銀製なのですぐに黒ずんでくるけれど、とても気に入っています。いずれも夫の亡くなったおばあさんの使っていた品々です。
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by paloise | 2013-10-31 15:00 | 甘いもの

le Russe

先日、義母とその彼氏を招いて我が家で食事をしたのですが、庭のばらを切って持ってきてくれました。このばら、すご〜く香りがよくて、居間中にその芳香を漂わせています。幸せ♡
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義母からのおみやげはもう一つ。
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Artigarrède(アルティガレドゥ)の Russe(リュス / ロシア風)というケーキ。ビスキュイ生地にプラリネクリームを挟んだアーモンドの香りたっぷりのお菓子です。いくつかのお店がリュスを作っていますが、Arigarrède はリュスの元祖だし、実際に美味しさも絶対的なイチバン016.gif
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けっこうな甘さなのにクリームがとても軽いので、いくらでも、本当にいくらでも、食べられます。ビスキュイ生地も軽く、とにかく美味!
リュスが誕生した当時、リュスのベースとなる美味しいアーモンドがクリミア半島からの輸入品であったことから、「russe(ロシア人)」いう名をつけたそうです。
ベアルンでは定番のこのお菓子ですが、おそらくほかの地域ではあまり見かけないのではないかと思います。ベアルンにお越しの際は、ぜひお試しあれ♪
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by paloise | 2013-05-16 18:23 | 甘いもの

春を感じるチョコレート

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一人当たりの年間チョコレート消費量トップはギリシャで11.6kg、次いでスイスの10.5kg、3番目はイギリスで9.7kg。その後ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデンと北欧諸国が続き、フランスは6.3kgで8番目だそうです。ちなみに日本は2.1kg。(2010年の国際菓子協会/欧州製菓協会資料より)

フランスに来て、フランス人(というか夫)のチョコレート好きに目を見張るばかりだったので、世界トップだとばかり思っていましたが、上には上がいるんですね。
とはいえ、やはりチョコレート好きのフランス人は多いです。街中を歩いていて左右どちらかを見ると、大体チョコレート屋さん(あるいは下着屋さん)があるし、スーパーのチョコレートコーナーには多様性に富んだチョコレートが並んでいます。

スーパーに行くと、必ず板チョコレートを仕入れてくるのですが、私が好きなのは、スイスはリンツ社のキャラメル片入りミルクチョコレート、あるいは同じくリンツ社のヌガー入りのミルクチョコレート。これと決めてはいるのですが、新商品が次から次へと出てくるので、一応全体を見たりします。

で、先日「おおっ!」と嬉しくなって手にしたのがいちご(凍結乾燥されたもの)入りのホワイトチョコレート。いちご入りのチョコレート(いちごポッキーとか)って、日本ではよく見ますが、フランスではあまり見ない気がします。夫に見せびらかしたところ、「私なら絶対に買わない」と言われましたが、食べてみるとどうしてどうして、かなりの上出来だと思います。いちごの風味がもう少し強ければなあ、という気がしないでもないけれど、満足。ちなみに夫はひとかけら味見したあと、さらにふたかけら食べていました^m^

ところでこのチョコレート、フランス南西部の Oloron-Sainte-Marie(オロロン・サント・マリ)で製造されているそうです。我が町から40km程度のところで作られているなんて、面白いなあ、と思いますが、不思議ではないんです。
カカオの実をヨーロッパに持ち込んだのはコロンブス。それをスペイン人が普及させていったのがヨーロッパでのチョコレートの歴史の始まりです。そのため、スペインとの国境に近いフランス南西部ではチョコレートづくりが盛んというわけ。Bayonne(バイヨンヌ)は特に有名です。
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by paloise | 2013-02-22 19:01 | 甘いもの

ピレネー山脈の見えるフランスの街から三方を山に囲まれた古都に引っ越しました。
by haruka
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