ガスコーニュ便り

テレビシリーズ “The Tudors”

2007年から2010年まで放送されていたアメリカ・カナダ・アイルランド・イギリス合作のテレビシリーズ “The Tudors” にハマッています。日本でも『The Tudors 背徳の王冠』という題で放送されていたそうです。4シーズンあるうちの2シーズン途中までしか観ていませんが、面白くて続きが楽しみな毎日。
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チューダー王朝の時代、16世紀のイングランドがおもな舞台。英国国教会を設立したあの、ヘンリー8世の生涯を描いた歴史物語です。

映画『ブーリン家の姉妹』(原題 “The Other Boleyn Girl”)を観てからヘンリー8世のことがずいぶん心に残っていたので、その人の生涯を描く物語を映像で観られるのが嬉しいです。
ジョナサン・リース=マイヤースが、ヘンリー8世の狂気を秘めた性格を上手に演じているのも常に緊張感を孕んでいて、恐くて面白いです。ところどころ史実と異なる創作が入るので、これを観て歴史の勉強をすると間違った知識を得てしまうかもしれないけれど、当時のイングランドにおける貴族社会の人間関係や政治の動かし方など、興味深い点がたくさん。『ユートピア』を書いた思想家のトマス・モアが登場していたり、世界史の教科書を想い出すことたびたびです。

シーズン2ではヘンリー8世を破門にしたローマ教皇パウルス3世としてピーター・オトゥール翁が登場し、思わず夫婦ともに「おおっ」となりました(笑)おじいさんになっても眼のぎらつきは変わらない・・・
このシリーズ、衣装や小道具も素晴らしくて、毎回じっくりと見入ってしまいます。夫など衣装をよく観るためにしょっちゅう一時停止ボタンを押すので、煩わしいくらい。それくらいにどれも凝った、美しい衣装なのです。

15世紀から16世紀にかけてローマ教皇を務めた悪名高きアレクサンデル6世とその一族ボルジア家、そして当時の世を描いたテレビシリーズ “The Borgias” (日本では『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』という題で放送されているそうです)が好きなのですが、ほんとうに毎度思うのが、どの国においても宗教と政治(そして金)の結びつきって深い、ということ。高僧や法王って煌びやかで贅を尽くした格好をしていますものね。

“The Tudors” や “The Borgias” のような雰囲気でロシアの歴史ドラマがあったら嬉しいなあ・・・ “House of Romanov” なんて観てみたいです。
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by paloise | 2013-04-03 18:05 | 私の映画館

ピレネー山脈の見えるフランスの街から三方を山に囲まれた古都に引っ越しました。
by haruka
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